八百比丘尼の旅  いのちをめぐって  抜き書き

もし、わたしが子を産んでいなかったなら、こんな形で日本海の浜辺をさまよったかどうかわからない。まるで民族の深層心理をたずねたがるかのような、あてもない旅などしなかったかもしれぬ。子をみごもっていた時の、ふしぎな知覚は予想もしないことだった…

石垣島 「標準語行進曲」をめぐって/1939年 石垣小学校学区内を大行進

石垣小学校 参考) 「月刊やいま」1999年6月号より 標準語励行運動 昭和11年9月、県下校長会において、県学務部から諮問があった「現下の状勢に鑑み標準語を一層普及徹底せしむる具体的方案如何」に対して審議がなされ、後日「国語愛護国語尊重の精神を徹底…

奈良 富雄川沿い 霊山寺 十一面観音

2020年11月4日の記録 プライバシー設定: あなたの友達 地元霊山寺、十一面観音の御開帳。 こちらの十一面さんは、奈良のかつての修験寺にある他の十一面さんに比べて、ずんぐりむっくり。 霊山寺も、江戸まで修験の先達衆の寺でした。 境内には役行者と打ち…

浄瑠璃版「田村三代記」 関係図その1  (明治21年5月8日出版 松本幸三郎版) 注:奥浄瑠璃ではない。

2021年9月20日  田村三代記の旅 その4  「悪玉」にまつわる旅

仙台市若林区 円福寺 悪玉出生の地(伝)。 ★御本尊の観音様は秘仏で見ることができない。 悪玉の子、千熊が7歳から学問のために通った寺。 龍門山洞雲寺。 悪玉が二代田村と出会った沢乙

2021年9月19日 南三陸 田束山~入谷・神行堂山~ひころの里

田束山 入谷 神行堂山 ひころの里 入谷郷土資料館 入谷の月

気仙沼 リアスアーク 2021年9月19日

リアスアーク美術館 被災物展示の被災物が保護された地点をたどりながら、 リアスアーク美術館を目指していく。 小々汐(こごしお) 防潮堤 のぞき穴 気仙沼港 弁天町付近 町なか歩道橋 リアスアーク被災物たち メッセージいくつか 倒れた地震碑

気仙沼 大島

2021年9月19日 朝七時半、気仙沼大島大橋を渡って大島へ横沼 地震碑 龍舞崎に向かう道の傍らに。 昭和8年3月3日の大地震と津波の碑。 「大地しんそれつなみ」と刻まれている。 龍舞崎。 復興国立公園とある。 以前は、金華山国定公園だったと地元の人。以前…

田村三代記の旅 その3 「宮城 涌谷 箟峯寺」

無夷山箟峯寺 (夷の無い山って、すごい名前·········) 奥州三十三霊場第九番札所として有名。 古来殺生禁断、女人禁制の聖地だった。 大門から一歩ふみこめば、罪人も捕らえられなかったと言われ、ただ一つの村外地だったという。(近くの小学校は白山箟岳小…

田村三代記の旅 その2「宮城 赤沼 染殿神社」から「伊豆佐比賣神社」

染殿神社 伊豆佐比賣神社 (九門長者屋敷跡)

田村三代記の旅 その1 宮城 「七ヶ浜 鼻節神社」から「塩竃神社」

鼻節神社 塩竃神社

京都 七条朱雀 権現堂~ 老ノ坂 首塚大明神 ~ 亀岡 穴太寺

七条朱雀 権現堂 参道に源為義の墓 7月30日が為義の命日だと聞いた。(今日は奇しくも7月30日) 門を入って右手のお地蔵さん。 門から見て正面、地蔵堂。 身代わり地蔵は8月半ばの御開帳の時でないと拝観できない。残念。 この由緒書に書かれていることを、…

斑鳩「十一面観音」散歩  法輪寺 ~ 牛頭天王社(今は大神宮というらしい)~法起寺

まずは法輪寺。 この寺は妙見信仰の寺。 寺の背後の山に妙見さんを祀る祠がかつてはあった。 十三所宮もあった。 寺の東側に牛頭天王社もあった。 (と、江戸時代に描かれた法輪寺の絵図にはある) ご住職曰く、法輪寺はこの土地の産土を祀る寺だったと。 現…

2021年2月3日  南山城/ 京田辺 観音寺 (十一面観音を観に行く)

京田辺 観音寺 天武天皇の勅願により義淵僧正が創建した。その後、聖武天皇の御願により良弁僧正が伽藍を増築し、息長山普賢教法寺と号し、十一面観音立像を安置したといわれている。 法相・三論・華厳の三宗を兼ね、七堂伽藍は壮麗を極めて「筒城の大寺」と…

中将姫ゆかりの寺  奈良・宇陀市菟田野宇賀志 日張山 成就院青蓮寺

奈良市内から、宇陀市菟田野へ。

2018年10月 九州(宗像~熊本~鹿児島の旅)

宗像市多禮 字柚木 指来神社 今回、「不知火浄瑠璃(しらぬいじょろり)」公演に招いてくださった 看取りの家「ひさの」の裏手の丘に鎮座する産土神。 福岡県神社誌にはこうある。 【祭神】 気長足姫命、阿蘇津彦命、大己貴命、高龗神、少彦名命、水波能売命…

熊本 山都町 通潤橋から  緑仙峡・穿の宮へ 2017年9月16日

通潤橋遠景 石牟礼道子『水はみどろの宮』のモデルの石橋を探して、 通潤橋に。 作中の橋は眼鏡橋。だが、水なき山あいの村の水田のために水をもたらした石橋と言えば、ここしかないだろうと。 案内板 通潤橋の上部 水路は熊本地震で破損し、修理工事中。 よ…

足尾銅山観光

足尾銅山に向かうあかがね街道から渡良瀬川を見る。 あかがね街道から足尾の山々を見やる。 足尾銅山観光は、トロッコ電車で坑内に降りてゆく。 水のしたたりおちる坑内。 坑内神社。 <銅山の町 小滝> <銀山平社宅跡> 家も人もない、現在の銀山平。 <本…

足尾 磐裂神社のこと メモ

磐裂神社は、庚申山への入口、一丁目に位置する。 庚申山は修験の山。山頂には猿田彦が祀られる。 磐裂神社は、地元では「妙見さん」と呼ばれる。 大同3年の創建とされる。 これは、<鉱山と修験と大同>の連関の問題を想起させる社!。cf) 『東北学/忘れら…

松木沢:足尾銅山の煙害と山の乱伐で滅びた松木村跡

松木沢をゆく。風が吹いている。風のなかに声が潜んでいる。 ここは渡良瀬川源流。背後に見えるのが松木沢。 沢の両脇の山は、ほぼ丸裸の山。 山には、「治山と砂防で足尾に緑を」というスローガンのボード。 渡良瀬川源流の水神 煙害と木の乱伐の末の丸裸の…

渡良瀬遊水地  ~旧谷中村跡~f:id:omma:20171221221336j:plain

[渡良瀬遊水池] 東京方面に水を送るダムは8つある。渡良瀬遊水池は唯一の平地ダムなのだという。 これは渡良瀬遊水池でもらったダムカード。 。 ここからは、東京都内に数時間で水を送ることができる。 急を要する給水のときには、ここからまず水が送られ…